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金子恭之国土交通相は21日の記者会見で、静岡県とJR東海がリニア中央新幹線静岡工区の着工に必要な協定を結んだことについて「大きな節目で心から歓迎する」と述べた。この協定締結により、長らく停滞していた静岡工区の工事が前進する見通しとなった。
JR東海の丹羽俊介社長とは24日に国土交通省内で面会する予定で、金子氏は協定締結に関する詳細な報告を直接受けると明らかにした。面会では今後の工事スケジュールについても協議される可能性がある。
協定には、自然環境に影響を及ぼす不測の事態が起きた場合に工事を中断する条項が明記されている。これにより、環境リスクへの備えが強化された形だ。
金子氏は「協定に沿って環境保全措置を実施し、適切かつ着実に工事を推進してほしい」とJR東海に求めた。環境団体からは引き続き監視が必要との声も上がっている。
リニア中央新幹線は東京-名古屋間の開業を目指しており、静岡工区はその中で最大の難所とされる。今回の協定締結で、全線開業への道筋が一段と明確になった。